みなさん、こんにちは
本日投稿の内容について、以前別サイトで私が投稿したブログの内容です。
サイトの閉鎖に伴い、こちらで再度掲載いたします。
本⽇はNutanixのAOSのサポートポリシーについてお話したいと思います。
今後Nutanixを運用する際のAOSライフサイクル管理に是非お役に立てればと思います。
1. LTSとSTSについて
NutanixのAOSは2種類のサポート期間でソフトウェアのライフサイクルが提供されています。
新機能を備えた短期サポート(STS)【Short Term Support】のリリース:
定期的なアップグレードパスを提供します。すべての機能リリースバージョンのサポートはリリース日から6ヶ月間のみ有効で、その期間内に次の機能リリースバージョンにアップグレードする必要があります。
長い期間サポートされている長期サポート(LTS)【Long Term Support】のリリース:
主に特定のリリースファミリで長時間にわたってバグ修正を提供します
日本のお客様の多くは、LTSのバージョンのリリースを待ってアップデートすることが多いと思います。
また、バージョンアップについては、常に新しいバージョンを適用する必要があり、ダウングレードはサポートされません。
バージョンアップは該当のバージョンに必ずしも一回でアップグレードできるわけではありません。アップグレードパスを確認できるURLもございますので、アップグレードを行う際は必ず以下のURLをご参照頂きますようよろしくお願いします。
2. Nutanix AOSソフトウェア EOLスケジュール
2021年6月現在でリリースされているAOSソフトウェアのEOLスケジュールを記載致します。STS最新バージョンの6.0.ZおよびLTS最新バージョンの5.20.Zにおいて、「End of Maintenance」「End of Support Life」が記載されておりませんが、次期バージョンがリリースされてから、両項目のスケジュールが記載されることにあります。(以下のドキュメントを参照)http://download.nutanix.com/misc/AOS_EOL/AOS_EOL.pdf
注1:“End of Maintenance”および“End of Support Life”の記載については、その月末までがサポート範囲
注2:“End of Support Life”を過ぎたバージョンはワンクリックダウンロードが無効になります
注3:拡張子がついているリリースの場合、表の日付には拡張子は含まれます
右側の画面でAOSについて、どのバージョンへアップグレードできるのかが表示できます。こちらで、アップグレードするバージョンのソフトウェアをダウンロードすることでアップグレードを行うことができます。
現在はPrism CentralおよびNutanix Filesについてもサポート期間が明記されております。Prism Centralにおいては、2020年7月のリリースされたソフトウェアからバージョン管理が変更されております。AOS以外のソフトウェアのアップデートに関しても注意して運用しましょう
Nutanix Filesに関してもライフサイクルの記載がありますので、ご利用されているお客様は定期的にアップグレードをお願いします。
よろしくお願い致します。
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